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デザインカフェ・ブログ
株式会社デザインカフェの代表・主宰者の
平澤太のブログです。デザインワークの
現場のことから趣味の事まで、思ったこと、
考えた事などを書いています。


世界を変えるデザイン展vol1の続きです。
「水」関連のプロダクトの次に多かったのが、「エネルギー関連」のプロダクトです。薪や糞などの劣悪な燃料でも、煙の発生量を極力抑える事ができるクッキ ングストーブや環境に優しくコストコンシャスな燃料、夜間でも活動出来るように開発された太陽蓄電池型のLEDライトなど、食料を簡単に調理したり、効率 的にエネルギーを集めたり、夜間行動の制限を解決するプロダクトも数多く展示されています。



眼科に掛からなくても、自分で視力調整可能な眼鏡。


マラリアを予防するための蚊帳。蚊を殺虫する薬剤が繊維に練り込まれている。

乳幼児の体温を暖める(保温)する為の寝袋。乳幼児の死亡率が発展途上国では問題になっていますが、このプロダクトは高地で生活する人々向けのもの。

これは、妊婦さんが自分自身で出産出来るように必要な道具をパッケージ化したキット。人の手を借りることが出来ず、出産しなければならない妊婦さんが世界 中には沢山いるとのこと。





太陽光をソーラーパネルで集め、蓄電池に蓄電できるプロダクト。普通電池を繰り返し使える(エネループのソーラー版)なのでエコロジー。

電池部分

ソーラーパネル部分

自分達で制作出来るように設計された義足。義足のコストはアメリカで8000ドルするそうですが、この義足は100ドル以下で提供するために、簡易な構造 で自分の手で制作できるように配慮されています。

発展途上国の情報弱者を対象にしたPC。
無線LAN装備で、屋外の使用に耐える設計になっているとのこと。

1台のPCを複数の人たちで同時シェアする為のキット

小さな黒板。これは日本製で、主にカンボジアに向けて提供されているもので、子供達の学習ノート代わりに使用するもの。

遊具。子供達は「仲間内の遊び」の中で、社会性を学んでいきます。それを手助けする為の遊具は、現地にあるもので調達出来るもので作られるように配慮され ています。

これらのプロダクトには共通点があります。まず非常に安価に供給出来ること。国連や先進国の援助だけでは限界がある上、自立する事を前提にすると、 1日2ドル以下で暮らしている人たちが自力で買えないと意味が無いんですね。二つ目は、ユニバーサル性に優れていてどの国に持っていても性能が出せる事。 同じものを大量に作り出す事でコストが下がる訳ですから、優れたユニバーサル性が求められます。そして三つ目が優れたユーザビリティ。誰でも使えないとい けない訳ですね。今回紹介した写真のプロダクトははあくまで展示の一部ですが、こういった問題に対しての着想とプロセスは、デザイン関連の仕事のみならず、普段の仕事のヒント を与えてくれるような気がするのです。。
東京ミッドタウン・デザインハブ会場
発展途上国で実際に使われているプロダクト約50点を、生活者の課題と、その解決方法を中心に紹介します。発展途上国の人びとが見ている「日常の世界」を 変えるプロダクトを紹介。
会期:5月15日(土)〜6月13日(日)11:00 〜 19:00
住所:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 5F
Tel.:03-6743-3776
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