Designcafe Incorporated
201/Nihonbashi-Kakigaracho 1-33-6
Chuo-ku Tokyo JAPAN
info(at)designcafe.jp
Phone:(+81)3.6661.1650
デザインカフェ・ブログ
株式会社デザインカフェの代表・主宰者の
平澤太のブログです。デザインワークの
現場のことから趣味の事まで、思ったこと、
考えた事などを書いています。

所用があって五反田の東京デザインセンターへ行ってきました。この中にJIPA(インテリアプランナー協会)の事務局も入っていたりしますが、主に建築、インテリア関連の会社のショールームや事務所がテナントとして入っていて、”メーカーとデザイナーやコーディネーターそしてエンドユーザーとの間をとりもってインテリアマーケットの核となる重要な機能・・・webより引用” としての役割を担っています。
建築のデザインは、イタリアの巨匠マリオ・ベリーニ。キャブ アームチェアー(スチールフレームに革を被せた椅子)で有名なイタリアのデザイナー(アルキメット)です。この建物、正面から見ると別の敷地を凹状に囲んでいるので、2棟別々に建っている様に見えますが、実際はしっかり繋がっていて正面と庭園側との見え方のギャップが面白い建物です。個人的には庭園側からの見え方の方がベリーニらしい感じがするのですが、元々アルキメットとしてのベリーニはプロダクト中心の人という偏見があったせいか、この東京デザインセンターは、建築としてあまり評価されなかったイメージがあります。個人的には、この東京デザインセンターが完成したあとに日本に戻ってきたので、観に行った時は、建築世論も落ち着いていた感じでしたが。

あとがきに入れたコンセプトを読んで頂けると解りますが、ベリーニは自身のアイデンティティーをこの計画の中に、どう落とし込むかに腐心していたきらいがあります。ただ、この頃はバブルの時期ですから多かれ少なかれ(日本人デザイナーも含め)そういう傾向があった事は否めないのですが、この東京デザインセンターでは浮かれた感じがあまりしないんですね。柱列のプロポーションも悪く無いですし、3階から眺めるコリドーの臨場感も面白いですし。評価が分かれるのかもしれませんが、個人的には難しい地形を逆手に取って、良く纏めた上げたという印象のほうが強いです。

マリオ・ベリーニ
1935年、ミラノ生まれ。ミラノ工科大学で建築を学ぶ。イタリアのローカル企業であったオリベッティにソットサスとともに招聘され、デザイン力で同社を国際的な企業として成功させた後、カッシーナやヴィトラで家具デザインの名作を生み出すなど、イタリアのインダストリアルデザイン界の巨匠として世界にその名を知られている。建築については遅咲きとも言えるが、コモ湖畔のメッセ会場ヴィラ・エルバ、ミラノ見本市会場、など、90年代以降の活動は目覚しいものがある。
東京デザインセンターのコンセプト
計画の重要性と難しい諸条件に心ひかれながら建物に統一性と個性、そして深みを与えることを設計の目標としました。巨大なガレリアが建物を斜めに横断し、都会と内庭を視覚的に結び、全ての要素への導入となり、建物に強い力を与えています。中でも最重要の要素はガラス円柱のエレベーターホールで、庭側へセットバックするテラスを貫通しつつドームとなり、各層のテラスではイタリア式に並ぶテラコッタの鉢が古い日本の庭と呼応して象徴的です。
→にほんブログ村 建築デザイン
→にほんブログ村 空間デザイン
→にほんブログ村 デザインブログ
Designcafe Incorporated
201/Nihonbashi-Kakigaracho 1-33-6
Chuo-ku Tokyo JAPAN
info(at)designcafe.jp
Phone:(+81)3.6661.1650
VOICE
No VOICE yet.
Write a VOICE
TrackBack URL